ごあいさつ

代表取締役社長 中川 真佐志

「酵母」を原点に挑戦し続ける技術立社として、
人々の生命と健康を支えていきます。

代表取締役社長 中川 真佐志

私たちオリエンタル酵母工業は、2019年に創立90周年を迎えました。食品とバイオという2つの事業を柱に、創立100年、さらにその先へと次なる飛躍を期しています。

1929年に日本で最初の製パン用イーストメーカーとして創立した当社は、生まれながらのベンチャー企業です。国産の良質なイーストを、国内のパン市場に安定供給する――創立時の使命を果たし、以来、国産イーストのトップメーカーとして今日もなお市場を牽引しています。さらに、事業を通じて培った知見と技術開発力をもとに、イーストにとどまらない多彩な食品素材を製パン・製菓、そして中食・外食といった幅広い市場へ提供しています。「パンの窓を通して考える」をスローガンに、お客さまである各メーカー、その先にある人々の食卓へ視線を置き、より良い品質を常に追求しています。

食品事業の一方で、酵母研究の成果を活かしたバイオ事業も早くから展開してきました。創薬研究の上流から下流までをカバーする多彩な製品・サービスをラインアップしています。特に、酵素・補酵素をはじめとする診断薬原料などで高いシェアを有しています。また、国際宇宙ステーションで用いられる実験動物用の飼料・給餌器の開発など、最先端の研究活動にも参画しています。お客さまである国内外の製薬会社や研究機関のサポートを通じて、当社も医療の進化、ひいては世界の人々の健康に貢献していると自負しています。

日清製粉グループは、長期ビジョン「NNI“Compass for the Future”」の中で“未来に向かって、「健康」を支え「食のインフラ」を担うグローバル展開企業”を掲げています。当社は日清製粉グループの事業を担う1社として、膨大な酵母ストックと独自の研究開発力、顧客とのパートナーシップを活かして事業のさらなる成長を図ります。さらに、当社はパン需要の高まるインド市場でイーストビジネスに参入します。2020年に当社初の海外生産拠点をインドに設立し、製造・販売を開始する計画です。

さまざまな機能や有用成分を持つ酵母は、私たちのまだ知らない可能性を秘めています。当社は変わらぬ探求心をもって、市場で築いた地位に安住することなく常に新たな価値創造に挑戦し続けます。人々の生命と健康を支える技術立社を目指し、お客さまにとって良質で安全な製商品づくりを素材の面からサポートしていきます。