照射食品判別検査

概要

■ ユーロフィングループ, Wiertz-Eggert-Jorissen(WEJ)では、EN、CENの方法に準拠して食品、健康食品、食品添加物についての放射線照射の検知試験を行っております。
■ PSL法(光励起ルミネッセンス法/Photo Stimulated Luminescence)、TL法(熱ルミネッセンス法/Thermo Luminescence)の2種類の試験サービスを提供しております。

食品への照射の現状

■ 殺菌、殺虫、発芽防止等の目的での食品への照射は、欧米やアジア各国など約50カ国で認可されています。
■ 日本ではジャガイモ(馬鈴薯)の芽止めを目的とした150Gy以下の照射に限り認可されています。

分析方法

■ PSL法(光励起ルミネッセンス法/Photo Stimulated Luminescence)

赤外線やLED等の強い光を食品に照射し、食品に含まれる鉱物の不対電子を振動励起させ、放出される光を検出する方法。
メリット:前処理(抽出)が不要、加熱不要のため、香辛料にも適している。
デメリット:精度が低く、スクリーニング向き。確認検査が必要。

■ TL法(熱ルミネッセンス法/Thermo Luminescence)

食品に付着した鉱物物質(ケイ酸塩)を分離し、放射線照射によってトラップされた不対電子を熱的に励起して放出される光を検出する方法。
メリット:判定の精度が高い
デメリット:前処理(抽出)および測定に時間がかかる。また、ケイ酸塩の分離が出来ない場合、判定不可。

納 期

2週間~4週間 

必要検体量

100g

検体/分析結果の流れ

検体/分析結果の流れ

関連キーワード

食品分析、照射食品検査

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