組換えアデノウイルス作製/コスミドベクター作製
ウイルス作製、増幅、精製、力価測定

概要

オリエンタル酵母工業(株)の組換えアデノウイルス作製サービスは、大阪大学大学院医学系研究科の宮崎純一教授が開発された部位特異的組換え法を利用した組換えアデノウイルス作製受託サービスです。組換えアデノウイルスは、増殖細胞だけではなく、静止期の細胞にも遺伝子を導入することが可能です。また、高力価に調製することで動物個体にも効率良く遺伝子導入が可能です。

オリエンタル酵母工業グループでは、マウス・ラットへのアデノウイルスの投与試験、P2A施設での受託飼育やレンタルラボのご提供、ウイルス投与動物を用いた薬効薬理試験等を一貫してお引き受けすることができます。遺伝子機能解析のコスト・労力・時間の節約に、是非ご活用下さい。

特徴

・一過性の強力な遺伝子発現です。
・増殖細胞だけでなく、静止期の細胞にも感染が可能です。
・動物個体にも効率よく遺伝子導入できます。
・1010~11 pfu/mLオーダーでの高力価のウイルスを提供致します。
・高発現のCAGプロモーターを用いたウイルスを作製できます。

原理

弊社では迅速で効率の良い組換えアデノウイルス作製法(宮崎法)にて実施いたします。

宮崎法では発現カセットをアデノウイルスゲノムのE1、E3領域をFRTで挟まれたコスミドに置き換えたベクターに組み込み、FLP発現プラスミドと共に293細胞にコトランスフェクションします。293細胞内でFLP recombinaseの働きにより、FRTで挟まれたコスミド部分が切り出され38 kb以下のサイズになることにより、発現カセットを持つ組換えアデノウイルス粒子として産生されます。

 

アデノウイルス作製法(宮崎法)

参考文献:Hum. Gene Ther. (1999) 10:1845-1852

データ

実施例1 株化細胞へのアデノウイルスの導入

 

実施例2 sRANK発現アデノウイルスによる大腿骨の骨量減少

関連キーワード

開発支援、香粧品開発、コスミドベクター作製、ウイルスベクター作製、増幅、精製、遺伝子発現、遺伝子、細胞、力価、アデノウイルス、受託サービス

参考文献

  1. Enomoto T, Furuya Y, Tomimori Y, Mori K, Miyazaki JI, Yasuda H.: Establishment of a new murine model of hypercalcemia with anorexia by overexpression of soluble receptor activator of NF-κB ligand using an adenovirus vector., J Bone Miner Metab. 29: 414-421, 2011

製品に関するお問い合わせ創薬研究支援受託

・本受託サービスで得られる納品物は研究開発目的の使用に限ります。
・「研究開発等にかかる遺伝子組換え生物等の第二種使用等」に当たってしかるべき拡散防止措置の区分がP2レベルで扱うことができる場合にのみご依頼をお受け致します。
・組換えアデノウイルスはカルタヘナ法に基づいてしかるべき拡散防止措置をとってご使用ください。
・導入遺伝子の性質により、目的のウイルスが得られない場合や、十分な力価のウイルス溶液が調製出来ない場合があります。