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2002年3月4日
オリエンタル酵母工業(株)省エネルギー・CO2削減型排水処理設備を新設、NEDOから補助金

 オリエンタル酵母工業(株)は大阪工場(所在地:大阪府吹田市南吹田4-4-1)に、このたび新たに総合的な省エネルギーと大幅なCO2削減を図った新排水処理設備を建設いたします。
 当工場は主にパン酵母の製造を行っており、培養工程からBOD・CODを多量に含んだ排水が発生するため、現在活性汚泥システムにより処理しております。
 弊社は、従来から積極的に省エネルギーに取り組んできましたが、このたびパン酵母培養排液でも良好に処理できるメタン発酵処理システムを開発し、抜本的な省エネルギーを実現するため、メタン発酵処理システムとバイオガス発電機を組み合わせた排水処理設備の建設に着工いたしました。
 導入するメタン発酵処理システムはUASB法(グラニュール状のメタン菌による高効率処理)を用いた省スペース・省エネルギーを可能としたシステムです。現在の処理方法である活性汚泥法は大量の空気を必要とし微生物により排液をCO2と汚泥に転換しますが、メタン発酵法は嫌気性メタン菌のため空気を必要とせず排液をバイオガス(主成分はメタンガス)に転換します。同時にバイオガス発電機を利用したコージェネレーションにより電気・蒸気・温水としてエネルギー回収することが可能となり、総合的な省エネルギーが図れます。
 この設備により、当工場で使用する全エネルギーの約25%(原油換算1,300kL/年)を削減し、CO2排出量は約26%(4,000t-CO2/年)減となり環境保全に貢献いたします。
 本設備は、平成15年3月の完成を目指します。
 本事業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の新エネルギー事業者支援対策費補助金の交付を受けて実施いたします。

排水処理設備の概要図