CSR活動 社会とともに環境保全への取り組み

 当社では、ガス発電設備や排水処理施設で発生するバイオガスを燃料とするコージェネレーションシステムの導入など、消費エネルギーを削減することで地球温暖化ガス排出量の削減に努めています。また、廃棄物の出ない工場を目指し、自社技術を活かした最新の排水処理施設や脱臭装置を開発・運用しているほか、廃棄物の再資源化などによりゼロエミッションを目指しています。さらに製品の流通過程で段ボールを使わない方式を採用し、自社のみでなくお客さまの廃棄物対策にも貢献しています。
 これらの環境保全に対する取り組みを積極的かつ継続的に行い、「地球に優しい企業」となるべく努めています。

LED照明の導入

 千葉工場では、LED照明(発光ダイオード)を製品倉庫照明用に12台導入しました。従来の水銀灯照明はスイッチを入れてもすぐには明るくならず、寿命が短い等の欠点がありましたが、LED照明は消費電力と熱放出が少なく、寿命が水銀灯の約4倍と言われています。今後も、水銀灯からの取り替えを順次進めていきます。

大阪工場のイースト培養臭気脱臭設備を更新

 大阪工場では、近年の培養タンクの大型化に加え、排水処理槽の臭気吸引など設置当時の条件より臭気処理量が大幅に増加しています、そこで燃焼脱臭方式の中から一番効率の良いガス蓄熱の燃焼式脱臭設備を選択し、導入することにしました。これは900度に加熱して臭気を酸化分解し、排熱を蓄熱体で回収し有効利用するシステムです。
 当社グループでは2010年度までにCO2排出量を8.6%削減(1990年度比)する計画を推進し、順調に目標を消化しています。

大阪工場のイースト培養臭気脱臭設備
大阪工場のイースト培養臭気脱臭設備

東京工場のCO2削減、省エネへの取り組み

 東京工場の冷却用冷水製造冷凍機を、ガス利用式から電気式の省エネ型と交換し、年間のCO2排出量を約600 t削減しました。また、培養層用通気ブロワー更新時に、省エネ型の採用及び台数制御を行う方式にしたことにより、年間で75tCO2排出量を削減しました。

東京工場
東京工場

省エネ型ボイラーの設置

 千葉工場には操作の簡単な省エネ型ボイラーを設置し、総エネルギー費の約1/4が削減できました。埼玉工場のボイラーも省エネ型のものに交換し、年間で600 t 以上のCO2を削減しました。

大阪工場に新排水処理設備を建設

 大阪工場に、省エネルギーと省スペースを可能にする最新の排水処理設備を建設しました。これは従来からあるメタン発酵方式や活性汚泥方式などを組み合わせたもので、大きさに比して性能がよく、最大の特徴は、メタン発酵で発生したメタンガスを、バイオガスエンジンの燃料として利用できることです。この設備によって大阪工場で消費するエネルギーを1/4程度節減することができました。また汚泥は肥料として利用されています。

大阪工場に新排水処理設備
大阪工場に新排水処理設備