事業紹介 バイオ事業高齢者疾患分野

 高齢者人口の増加とともに社会の高齢化が年々進むなかで、骨粗しょう症などの骨代謝関連の創薬研究・メカニズム解析、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの代謝関連研究、アルツハイマーをはじめとする脳・神経関連の創薬研究が盛んに行われています。
 当社では、骨代謝関連、代謝関連、脳・神経関連の研究用試薬や、モデルマウスの作出・販売などを通じて創薬研究をサポートしています。

骨代謝

 骨粗しょう症の原因となる破骨細胞の分化を促進するRANKLや破骨細胞分化を抑制する抗RANKL中和抗体などの組換えタンパク質・抗体、破骨細胞の検出に利用されているTRAP solutionキット、RANKL検出用のGST-RANKL Biotinなどの研究用試薬を供給しています。また、研究・創薬スクリーニングに利用されるD1CCマウスなどの骨粗しょう症モデルマウスや、モデルマウス作出用の飼料・試薬(低カルシウム飼料、RANKL蛋白質)などの骨代謝関連製品も取り扱っています。

代謝

 近年、マウスへのNicotinamide mononucleotide(ニコチンアミドモノヌクレオチド)投与による、高脂肪食負荷に伴う耐糖性異常の改善や、老化に伴うミトコンドリアの機能低下の改善が報告されています。他にも、糖尿病や神経変性疾患、心疾患など、加齢に伴う疾患の予防・診断への応用により、アンチエイジングへの期待も高まっています。
 また、主に脂肪細胞から産生されるアディポネクチン(adiponectin)は、抗糖尿病作用、動脈硬化抑制作用など多くの機能をもち、メタボリックシンドロームの新たな診断薬候補として期待されています。当社はアディポネクチン、抗アディポネクチン抗体などの研究用試薬や、モデルマウスの作出に必要な高脂肪飼料、高フルクトース飼料、高脂肪高ショ糖飼料などの特注飼料を各種ラインアップしています。

中枢

 脳・神経研究に必要なモデルマウスであるプレセニリン2(PS2)トランスジェニックマウスやノックアウト(KO)ラット、検出用の抗IDO抗体(抗インドールアミン 2,3-ジオキシゲナーゼ:Anti- Indoleamine 2,3-Dioxygenase Antibody)などを取り扱っています。